嘘つきなキミ

ーみゆきー


いざ2人だけの観覧車緊張してうまく言葉が出ない。

はやと「どーした?」

「え?どうもしてないよ!」

はやと「そっかあー。今日まぢで楽しかったな。」

「うん!本当に楽しかった。」

はやと「また4人で来たいな...。」

「ん?どうしたの?また来ようよ!!」

はやと「...そうだな。」


はやとどうしたんだろ...
なにを考えてるの...?

「ねえ、はやと?言いたくなければいいんだけどね、なんかあった?」

はやと「え?...なんもねえよ!」

「そっか...」

はやと「おう。」


なんか隠してる...
でも、それ以上は聞けなかった。


はやと「みゆきさあー、なにがあってもあいの事守ってやって。これは幼馴染みとしてお願いする!!」

「うん...。わかったよ。」

はやと「あと...もう一つ話したい事があるんだけど...」


なんか急に空気が変わった...。
怖い。聞きたくないって思った。


はやと「みゆき?俺...みゆきの事すきだわ。」

「え?」

はやと「付き合ってほしい。」


嬉しすぎて言葉にならなかった。


はやと「ダメかな?」


嬉しさと驚きで声が出なかった

もっと言葉はあったはずなのにたった一言...それしか出てこなかった。


「はい!」


嬉し過ぎて涙が出てきた。


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