嘘つきなキミ
ーこうへいー
観覧車から降りて限界が来た。
はやとに肩を貸してくれと頼んだ。
1人で立っていられないくらい辛かった。
でも何としてもあいつらにバレたくなかった。
はやとは、病院に行けってゆうけど、
いつ死ぬか分からないのに...
もうこれが会えるのが最期かも知れない...
そう思ったら、涙が出てきた
はやとの前で泣くのなんて初めてだ。
はやとごめんな...
弱くてごめん...
いつも迷惑ばっかかけてごめん...
でも、もうちょっとだけワガママ聞いて欲しい...。
本当にごめんな...
ポケットに入れてある最後の一つの薬を流し込んだ。
少し落ち着いて、あい達の待ってるところへ戻った。