嘘つきなキミ
みんなにちゃんと話さなきゃ...
分かってるけど、なかなか言い出せない。
みんなの事信用してないわけじゃないけど、怖いよ...
もうちょっとで家に着いちゃうし...
早く言わなきゃ...
みゆき「あい?どうした?」
あい「なんでもないよ!でも、、、みんなに言わなきゃいけない事あるんだよね...。」
はやと「ん?どうした?」
すでに家の前まで着いていた。
あい「家に入ってから話そうか...。」
みんな「おじゃましまあす。」
あい「どうぞ...。」
リビングに行きまず飲み物をみんなに出した。
あい「あのね、私の両親ねいないの。妹も...。」
泣きそうになる...。
みんなと一緒にいると甘え過ぎちゃう。
はやと「え?おばさんたちいないってどうゆうこと?」
あい「ちえみははやとが引っ越して一年後くらいに...病気で死んだの。おかあさんも、2年前に...亡くなった。お父さんはおかあが死んでからすぐ出て言ったの...」
もう限界だった...
私は怖くてみんなの顔が見れなかった。
その時だ。
誰かに抱きしめられた。
顔を上げるとこうへいだった。
こうへい「今までよく1人で頑張ったな。これからは俺らがいるからな。」
頷くことしか出来なかった。
こうへい「大丈夫。俺らは居なくならないから。ずっと一緒にいてやるから。我慢しないで今は好きなだけ泣け。」
私はこうへいにしか聞こえない声でありがとうっと言った。
こうへいは私が泣き止むまでずっとだきしめてくていた。
みゆき「もう無理しなくていいんだよ。話してくれてありがとう。」
はやと「気づいてやれなくてごめんな。」
私はこんな暖かい人達に出逢えて本当に幸せ者だ。
みんな本当にありがとう。