嘘つきなキミ

ーこうへいー

ごめん...。俺病気だから、発作起きるたびにお前のこと悲しませちゃうから。

っと話そうとした。
でも本当のこと話す勇気が出なくて、本当の事を知られる事が怖くて、なかなか言葉にする事が出来なかった。
そしたら、あいは無理矢理笑顔を作って出て行ってしまった。

俺最低だ...
なにしてんだよ、
自分で自分が本当に嫌になる。

俺は急いであいを追いかけた。

見つからない...
どこに行ったんだ。。。


気持ちとは裏腹にどんどん息も上がってきて、胸も苦しくなってきた。
もうダメだ...
俺はその場に倒れた。


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