片想い、両想い。
「はぁ〜…そんなことだと思ったわ。
で、クラス表見る暇なかったでしょ?」


そう、実は私と龍斗が到着した頃には

皆体育館に行こうとしてるとこだった。



だから鞄は持ったままで
体育館に行ったんだよー‥..。


てゆうか、私クラス知らないままで
教室向かおうとしてたなんて‥..‥..

「そうそう!私何組か分かるっ!?」




できれば龍斗と同じクラスが…いいな 
なんて!

「1―Eだったよ。ちなみに、私と龍斗くんと一緒」

「えーー!?」

ジロリ…
と、廊下にいた人たちが私のことを一斉に見た。


慌てて一応お辞儀をしたら、隣にいた瑠流花が‥..‥

静かに笑ってやがる‥。


「もう!瑠流花ぁー‥..からかわないでよ〜」

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