氷姫-hyoki-随時更新・編集してます
「むり」

これしか選択肢はない。

「なんでだよ!」

「あんたに説明する理由はない。」

私を真っ直ぐに捉える瞳。

「美琴、来い。」
「むり」

その瞳に飲み込まれそうになる。
ついつい「うん」って言ってしまいそうになる。

でも、無理なものは無理なんだ。
これが、私なりのケジメなんだから。




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