大好きな彼
彼を好きになった理由は、1年の時…。
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「おもいぃ~:;」
私は、放課後先生に頼まれて会議で使う書類を運んでいた。
(この階段でおわりだ!)
そう思い足を一歩前に踏み出したら、
ズズズズズッ!
急に視界がぐらりと揺れた。
「いたぁ~…くない……?」
目の前には、たくましい胸が私を受けとめていた。
不思議に思い、顔を上げると、
「いたたた…大丈夫?怪我はない?」
と、きれいな顔が私に聞いてきた!
びっくりして、
「……はぃ〃〃」
としかいえなかった。