世界
樹side

俺はいつも通り夜勤で書類を整理していた

そこに尋常ではないような顔をした弟の達哉が駆け込んできた
その腕にはこの世の人とは思えないほどの美女が眠っていた

しかし、様子を見る限り過呼吸を起こして倒れたみたいだったので簡単な処置を済まし寝かせることにした

でもあのときの達哉の顔は忘れられない…
本当にあのこのことを救いたかったんだろうな…
よかった…あいつにも守りたい、救いたいと思う子ができて…
あいつをそのうち闇から救ってくれるだろう…
そんな気がする…いやそうであってほしい
早く弟を…達哉を救ってあげてほしい…



樹sideend
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