世界
達哉side
俺たちは深雪が眠ったのを確認して別の部屋で今動き出している族について調べていた
すると深雪の部屋から泣き叫ぶ声が聞こえ始めたため俺たちはいそいでその部屋へ行った
そこにはいつの間にか目を覚ましたであろう深雪が体を起こして、布団を抱きしめながら泣き喚いている様子があった
おれは咄嗟的に深雪を抱きしめていた
そして「大丈夫だ」と声を掛けながら柔らかそうな髪を撫でていた
すこしすると落ち着いた様子で深雪も抱きしめてきた
(かわいすぎる///)
幹部たちが後ろで何か言っているけどそれも無視していると出ていく音が聞こえてきた
深雪に声をかけようと顔を向けるとなぜか深雪も顔を真っ赤にさせている
余計にこっちまで恥ずかしくなってきた‥
そうこうしていると突然深雪が
とても無邪気で明るい今まで見たことのないような屈託のない笑顔でこちらに微笑みかけてきたのだ
(くそ‥我慢してたのに、一瞬で理性も壊しやがってどうなってもしらないぞ)
それからは沢山の深いキスを落としていった
深雪は最初はびっくりしているような緊張しているような感じだったが段々と受け入れてくれていた