肉食御曹司に迫られて
10.エピローグ



「早く起きて!湊!遅刻する!お迎えきちゃうよ!」
奈々はベッドで気持ちよさそうに、寝息を立てる湊に声を掛けた。
「…わかったよ。」
湊が起きたことを確認すると、奈々は部屋を出た。

朝食の準備も終え、湊が着替え終わるまで、コーヒーを片手に、リビングの窓から東京の街を眺める。
「ほんと、奈々はそこが好きだな。」
スーツに身を包んだ湊は、笑いながら奈々の隣にやってきた。
そんな、湊に、奈々は微笑むと、
「この、東京の街が好きなの。」
そういうと、どちらともなくキスをひとつ。

「さあ、早く、ご飯食べよ!」
と二人で笑いあった。


あなたの、隣でいつまでも。

社長とTOKYOに恋してる!


End.




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