【完】お前しかみてねーよ、最初から。
渚はジッと見つめていて、
何を思ってるのかは読み取れない。
でも私は何故かその目から逸らせなくて。
「なーぎさっ♪」
「ん、あぁ…」
先に目をそらしたのは渚だった。
渚は神崎さんと楽しそうに話していて。
……お似合いだなぁ。
神崎さんはメイド服をバッチリ着こなしていて、
渚も執事服を着こなしてる。
どっちもものすごい似合ってて、
通り過ぎる人が二度見するくらいだ。