【完】お前しかみてねーよ、最初から。
「おっ起きてたのかよ……
………あっあの時(超小声)」
何照れてんだこいつ!?
ちょっとらしくないよ君っ!?
「どっどうせあんたのことだから
遊び半分だったんでしょうけどね!」
「…………………………………は?」
渚が「は?」の一言を発するまで、
約10秒間の間が空いた。
「……何言ってんのお前」
なんかドスがきいてると思うのは
わたしだけかな☆
「だ、だってあの日家にいた時だって、
いつも通りだったし…」
苦し紛れに言い訳を述べてみる。
っていうか、立場逆じゃない!?
「……知らねぇと思ってたからいつも通り接しようと思ったんだよ…
…遊び半分でそんなことしねーよ」