その命、私が頂戴いたします。

『乃愛へ


この手紙を呼んでいるとゆうことは私はこの世にはいないのでしょう。この手紙は遺書です。私の数少ない願いが書かれています。乃愛はできる限り私の願いを叶えてください。

1つ目。涼花に復讐をするならとことんやってください。私はこれまで涼花に復讐することを阻止してきました。しかし、私が死んだのが涼花のせいだった場合、乃愛の手でとことん復讐してください。私が救った命を、私たちの両親を奪ったその四人の命を、あなたの手で奪うのです。

2つ目。生きてください。あなたは復讐を終えたあと、きっと死のうとするでしょう。しかし、私はあなたに生きていてほしい。私は死んでしまっても乃愛には生きていてほしいのです。まだ私のところには来てはいけません。

乃愛。どうかこの2つの願いを叶えてください。これは乃愛の姉として親友として、そしてたった一人の家族としてお願いします。

最後に。私と過ごした日々を忘れないでね?忘れたらお迎えに行っちゃうからね(笑)

乃愛。これまで本当にありがとう。今までもこれからも大好きだよ!


最愛より』