その命、私が頂戴いたします。
あぁ、そっか。死ねばいーのか。そしたら楽になれるよね。


そう思った瞬間、私の視界に光が反射するナイフが見えた。武器を使う族が来たときのため一応置いてあるナイフが。


私はフラフラとした足取りでそのナイフのところまで歩いた


雪「最愛ちゃん?」


雪都が呼びかけても最愛には聞こえない


私はナイフを持った


全員「「「!?」」」


最「そーだよね。死ねばいんだよね。私を信じてくれないみんなが悪いんだよ?」


私が死ねばきっと乃愛(ノア)が復讐してくれる。せっかく救ってあげたのにね。


そんなことを思いながら私は自分の体に思いっきりナイフを刺した

< 3 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop