記憶のないお姫様
正体ばれたり
「おい。」
私達の目の前には、凛精が勢揃いしている。
「何?」
めんどくさいから適当に答える。
だけど、
「こい。」
そして、私と春はかつがれる。
総長と副総長に。
「ちょ、ちょっと!下ろしてッ!」
「無理。おろしたら逃げるじゃん。」
当たり前だろ!
私達が連れてこられたのは第2音楽室。
なんで?って?
だって、雨降ってるしねぇ。
「・・・用事は何?」
「お前らのことをハッキングした。」
「・・・うん。」
「なんにも出てこねぇ。」
・・・だろうね?