記憶のないお姫様



「思い、出した・・・。」


「よかった。ほら!助けにいこ!」


「うん!」


自分のタイムリミットが近づいている。



一度でも、仲間を忘れるなんて・・・。


いいや。もう、そんなことを考えてる暇何てない。


私と春は学校を飛び出した。


そして、そのまま凛精の倉庫に向かって走る。


「鈴。光琳のバッグに組いるけど・・・。」


「そんなの知らない。私達の仲間に手ぇ出したんだ。ぶっ潰す。」


「了解!」


いつのまにか、こんなにも凛精が大事になっていた。


ダメだったのに。人と仲良くしちゃ。



その人をきづつけるだけなのに。


ごめんね・・・凛精。


ごめんね・・・春。


これが、あなたたちと一緒に入れる、最後の時間かもね?


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