記憶のないお姫様
病気~春~
私と凛精は幹部室に入る。
「あれはどういうことだ?」
「・・・鈴は・・・。」
私は凛精にすべてを話す。
「嘘、だろ?」
「本当だよ。みんなのことを忘れてたでしょ?」
そういうと、言葉につまる亮。
・・・もう、遅かったんだよ。
「・・・鈴から離れた方がいい。辛い思いするだけだから。」
「っ・・・。」
鈴、私は忘れないでほしいよ。
できるなら・・・皆でずっと、笑いあっていたい。
鈴は・・・。
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病気~春~