記憶のないお姫様
自分が病気だと言うことをわすれる。
春に凛精に辛い顔をさせる。
コンコン。
「失礼します。」
病気の先生が入ってくる。
「どこかいたいところはありますか?」
「ない、です。」
「そうですか。一応診察してみますか。」
『ついてきてください。』
そう言われたから、着いていく。
「あ、春さんも来てください。」
「えっ?」
私と春は診察が終わった後、先生と話をする。
あ、診察してみたら、異常はないから、すぐに退院できるんだって。
「先生、話ってなんですか?」
「・・・鈴さん。施設に入ってみませんか?」
「「え?・・・」」