青空と愛
奈々side
ウチは気づけば見覚えのない場所によこたわってた。
どこだろうここ…
海が一緒にいるだけですごく安心した。
…お兄さんが猛スピードでウチらを追ってきた。屯所に着いてきてほしいらしい。
かっこいいな…海は……ちょっと警戒してみたい。
屯所に着きーーーーーー
お兄さんが部屋の前に連れてきて…
沖「ひっじかったさ~~~~ん!!!」
声でっかッ!!
土「うるせぇぞッ!そ~じ!!!!
お前はなんかいいったらわかるんだ!!!」
海「どっちもうるせぇ~~~~!!!」
いや海もうるさい…てか
奈「……皆んなうるさい(ボソ」
ウチは小さい声で言ったつもりなのにお兄さんがこっちを見た気がする…
気のせいかな…?
海「おい土方奈々には手を出すなよ」
ウチには?何でウチだけなの?
ウチは傷つかずに海が?
嫌だ…嫌!!
蔵?!
ウチだってバカじゃない…それって…
拷問されるってこと?
どうしよう…!
何かいい策がないの?
数分後
土方さん達が帰ってきた。
奈「海を返してください!!ウチら何もしません!お願いします!」
土「それはできねぇ。お前らの疑いが晴れたら出してやる。
それよりお前今日から女中やれ。」
奈「え?何ですか?」
?「おいおい土方さんいいのかよ?間者かもしれないって土方さんが言ったんだろ?」
土「あの坊主がこいつに手を出さないっていう交換条件出してきただよ
だが、ただ置いておくわけにはいかねぇだろ。もちろん常に誰かつけとく
だから女中兼小姓だな。」
?「誰の小姓にするんだ??」
?「俺の小姓になれよ!!年も近そうだしさ!!」
?「平助!抜け駆けしてんじゃねーよ!!
こんなガキより俺のとここいよ!」