遠く笑う君へ届きそうな声で
どんなに私が苦しいときも
どんなに私が辛いときも
あなたは私を見て見ぬふりした
それがあなたの冷たさ
それがあなたの唯一の優しさ

偽善だったの
その笑顔もその態度も
その愛も
全て 同情だったのかしら

気付かれたくなかった
知られたくなかった過去の懺悔は
簡単に君に知られてしまった
それでも君はただいつものように
"コーヒーでも飲もうか"と
静かに微笑んでくれるの
< 3 / 14 >

この作品をシェア

pagetop