キミの瞳に








「春」







朝木君が私の名前を呼ぶ。






パッと朝木君を見ればどこかに指を指している。







その方向を見れば…









「公園?」








朝木君が指を指しているのは帰り途中にある公園だ。






「ちょっとベンチで話そうよ」








そう言うと朝木君は私の手首を掴んで公園へと向かう。









どうしたんだろう…?














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