キミの瞳に

なんだよそれ…。






罪悪感感じてるから俺が今ここにいると思ってるの？





それに前に進めないって…





進んだらあいつの所にでも行く気…？






「…に、それ…」





ゆっくりと春の方へと顔を向ける。



春は俺の顔を見て慌て始める。






「……？…


ど、どうしたの朝木君…」





俺いつからこんなに短気になったんだろ。





「…俺は心配しちゃダメなの？

…あいつなら…いいってこと…？」






なんてかっこ悪いこと言って、俺は春の上に跨ってしまった。






春の顔の横に両手を置けば、オロオロとし始める。






俺がこうやって近くにいるだけでこんな表情されて…





あいつとは普通に話してたんだろ…？








「…っ…すげぇムカつく…」






自分でもいつもより低い声が出たのが分かった。