キミの瞳に







結局あっという間に時間は過ぎて一日の授業が終わった。






朝木君はまだ動かない。





その間に早く帰ろう…。







朝木君が起きたら動きにくくなっちゃう。






家に帰ったら聖夜君に連絡入れようかな。







教科書などを全てしまって私はガタッと立ち上がる。







誰よりも早く教室を出たんじゃないかなって思うくらいササッと私は教室を出た。







「ふーっ…」






変に気を張っていたせいか一気に解放されたような気分になる。






色々ありすぎて朝木君に対して普通に接するのはちょっと難しい。






いつか前みたいに話が出来る日が来るのか…






それともこのまま学校生活を終えるのか、どうなるのか全然予想がつかないな…。










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