運命の人はいかがいたしますか?
第32話 天使と悪魔
目を覚ますと、もう隣にはエルはいなかった。
なんだか嫌な予感がして隣の部屋に行くとエルが杏に気づいて微笑む。
「朝ご飯、食べましょう?」
そう笑ったエルの手がまた透けた。
「エル!やっぱり変よ。どうしたの?」
急いで手を握る杏に「なんでもないんです。」と、また何も言おうとしなかった。
なんだか嫌な予感がして隣の部屋に行くとエルが杏に気づいて微笑む。
「朝ご飯、食べましょう?」
そう笑ったエルの手がまた透けた。
「エル!やっぱり変よ。どうしたの?」
急いで手を握る杏に「なんでもないんです。」と、また何も言おうとしなかった。