光の国
約束
私が目を覚ますとそこは病院のベッドの上だった。
側には私の父と母。
それと私が助けたゴールデンレトリバーの飼い主の女の子が立っていた。
私が目を覚ました事に気付くと皆が嬉しそうに目に涙をためて喜んでくれた。

女の子には「ありがとうございました!」って何回も言われた。
母には「自分の命も大切にしなさいよ。」って少し怒られたけど強く抱きしめてくれた。
担当のお医者さんによるとトラックに轢かれ、頭を打ったことで気を失い一事は危なかったがそれ以外は多少の切り傷と打撲くらいで済んだそうで、運が良かった。と言ってくれた。
私は心の中ではスマイルが助けてくれたのかもしれない。と思っていた。
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