儚い男のおもい

12月になりSは恋愛とはどんなものなのかが分からないといい、恋愛に興味を持たなかった。
本人がそう言ってるだけであって、Tにとっては半信半疑だった。

Tの足は12月中旬には治りLIVEに行けるようになった。

12/24日はクリスマスイブである。カップルが多く告白が成功しやすい日である。
その日は朝からLIVE会場に行き丸1日一緒にいて楽しむことができた。

TはいつSに告白しようか迷いながらいた。
しかし、そんな時間はなく刻々と時間は過ぎていきそしてそれぞれの家に帰る電車へ...
｢言えなかった...勇気がなかった自分が憎い｣

Tはそのままクリスマスイブというイベントの日に大きなチャンスを逃がしたのであった。







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