umbra 〜約束の日〜

「そうだな。 面倒事は早く終わらせないともっと面倒。」
















それだけいって俺は電話を切る。






















「あっ、湊谷君･･･。」
















「宮島、もう起こさなくていい。」










ちょうどあったからそれだけ言う。














「そっか。 仲直り出来て良かったね。」















「そうだな。」















前の俺ならそんなことどうでも良いって思っていたんだろうが今、思うと良かったと思っている自分がいた。









溶け始めた氷の心も近いうちに再び凍ってしまうとは知らずに･･････