ネコライフ!

私はテキパキと自分の部屋、お風呂、トイレ、その他家の中を綺麗に片付け掃除をした。

「ふ――。こんなもんかな?とりあえず終わった~~。」

掃除のために巻いていたバンダナを外し背伸びをして部屋のベットに腰掛けた。

「確か、ルカの家の前を通るバスがちょうど9時40分にあったよね。」

区切りもついたので準備をして私はルカを迎えに行く事にした。

「さぁー行ってくるか!」

私は小さめの黒いシンプルな腰に巻くタイプのバックを、紐を長めにして肩から斜めに掛けて玄関で靴をはいていた。

すると後ろから母の声がした。

「ルカちゃん迎えに行くの?」
「うん。」

私は振り向かずに靴を履きながら言った。

「じぁ悪いんだけど…御使い頼まれてくれない?;」

靴をはき立ち上がって母をみると申し訳なさそうな顔で聞いてきた。
まぁ特に断る理由も無いし、急いでる訳でもないからいっか。

「良いよ別。何?」

私は笑顔でかえした。
母も良かったとほっとした顔に戻り、メモと何かを取り出した。


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