ネコライフ!
上がっている感じではしっかりとしたコンクリートの階段のようだ。
なんか古そうだから大丈夫かなと思ったけど全然大丈夫だね。

「あといっち段!っと上った~。」

階段を上りきると目の前に廊下が広がっていた。僅かな灯りで照らされた廊下がずっと続いていた。廊下を挟んで両側に部屋がいくつも並んでいる。

「二階は普通に部屋があるんだ。」

一部屋一部屋探すしかないかな。つーか今更だけど、勝手に探していいかなぁ?

「う~ん、どうしよう。でも折角ここまで来たのになぁ。」

まだ階段を上がった直ぐのところで、どうしようと考えていると突如頭上から何か降ってきた。

カサッ―

「ぃて……なんだ?」

それはちょうど私の頭に当たり前に落ちた。

「ん?…紙?」

それを拾ってみると白いはがきサイズのメッセージカードだった。

「ヨウコソ、ゴ自由ニオ過ゴシクダサイ。って…」

良いんだ……じゃあ自由に二人を探そう!ついでに探険しよ~♪

そう思って私は、この二階を探索しようと意気込むのであった。











第4章へ
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