大切なもの【完結】
「2人で忘れていきたい」
「うん。そうしよう」
香の腕を引いて俺の腕で包み込む。
「翼…」
「香のこと可愛いと俺思ってるよ」
「…うん」
こんなはじまりだけど、でもこれが俺らなんじゃないかなって思う。
人には人それぞれの付き合い方があると思う。
100人いたら100通りの。
だから俺らだってあっていいと思うんだ。
「よろしくな」
香の顔を覗きこむ。
「こちらこそ」
あまりに綺麗な表情で微笑むものだから、ドキリと俺の心が反応する。
香のこと好きになるのも時間の問題かもしれねぇな。
「かわい」
そう呟いて香の唇に自分の唇を重ねる。
「んっ…」
俺の口付けに反応する香にこのまま溺れたいって感覚になる。
たぶんもうすぐそこに
俺たちの楽しい未来があると信じられる。
失恋したばかりの俺たちで
余り物同士でしかないけど。
こんな始まりもありだろう。
-余り物でどうですか Fin-
「うん。そうしよう」
香の腕を引いて俺の腕で包み込む。
「翼…」
「香のこと可愛いと俺思ってるよ」
「…うん」
こんなはじまりだけど、でもこれが俺らなんじゃないかなって思う。
人には人それぞれの付き合い方があると思う。
100人いたら100通りの。
だから俺らだってあっていいと思うんだ。
「よろしくな」
香の顔を覗きこむ。
「こちらこそ」
あまりに綺麗な表情で微笑むものだから、ドキリと俺の心が反応する。
香のこと好きになるのも時間の問題かもしれねぇな。
「かわい」
そう呟いて香の唇に自分の唇を重ねる。
「んっ…」
俺の口付けに反応する香にこのまま溺れたいって感覚になる。
たぶんもうすぐそこに
俺たちの楽しい未来があると信じられる。
失恋したばかりの俺たちで
余り物同士でしかないけど。
こんな始まりもありだろう。
-余り物でどうですか Fin-