大切なもの【完結】
「別に俺がたとえ彩香を好きだとても、彩香も俺を好きとは限らないじゃん」
俺はため息をつく。
「でも、押して押しまくれば...」
「なんでそんなに俺らに付き合って欲しいんだよ」
「彩香とだれか付き合わないと...彩香に振られたってあきらめないよ。翔は」
「まぁ、スゲェ好きだよな」
俺も桜苗の隣に座る。
「なんでうまくいかないんだろう」
「そんなの桜苗だけじゃないよ」
「郁人はまだわからないじゃん」
「俺は翔に彩香が好きだって言われた段階からもう諦めてるからね。何の資格もないよ」
そう、諦めたなら。
あきらめないと。
「諦めないでよ。お願い...」
「ごめん、翔と約束したから」
俺はため息をつく。
「でも、押して押しまくれば...」
「なんでそんなに俺らに付き合って欲しいんだよ」
「彩香とだれか付き合わないと...彩香に振られたってあきらめないよ。翔は」
「まぁ、スゲェ好きだよな」
俺も桜苗の隣に座る。
「なんでうまくいかないんだろう」
「そんなの桜苗だけじゃないよ」
「郁人はまだわからないじゃん」
「俺は翔に彩香が好きだって言われた段階からもう諦めてるからね。何の資格もないよ」
そう、諦めたなら。
あきらめないと。
「諦めないでよ。お願い...」
「ごめん、翔と約束したから」