大切なもの【完結】
初デート あやか×いくと
ふたりでたくさんの思い出を
「彩香、起きなくていいの?」
お姉ちゃんの声に目を覚ます。
「え?」
寝ぼけた頭で考えようとするけど、なんにも出てこない。
「浴衣お母さんが準備してるよ?」
「あ!」
〝浴衣〟というワードで布団から飛び起きる。
今日は郁人とお祭り。
お祭りが初デートだ。
「やばーい髪の毛もぐちゃぐちゃ!」
「もーう!寝ちゃうからだよー。髪の毛はやってあげるから顔洗っといでよ」
「うん。ありがとう!」
あたしは部屋をでて階段を降りる。
「彩香寝てたの?」
「うん!」
「早くしないと。浴衣着るんでしょ?」
「うん!マッハで準備する!」
もうなんでこんな重要なときに寝ちゃうかなぁ。
昨日あまり寝付けなかったもんなぁ。
郁人のこと考えてばかりだったけど。
歯を磨きながらそんなことを考えて顔がにやけてしまう。
ふたりでどこかに行くなんて初めてで。
どうしたらいんだろう。
お姉ちゃんの声に目を覚ます。
「え?」
寝ぼけた頭で考えようとするけど、なんにも出てこない。
「浴衣お母さんが準備してるよ?」
「あ!」
〝浴衣〟というワードで布団から飛び起きる。
今日は郁人とお祭り。
お祭りが初デートだ。
「やばーい髪の毛もぐちゃぐちゃ!」
「もーう!寝ちゃうからだよー。髪の毛はやってあげるから顔洗っといでよ」
「うん。ありがとう!」
あたしは部屋をでて階段を降りる。
「彩香寝てたの?」
「うん!」
「早くしないと。浴衣着るんでしょ?」
「うん!マッハで準備する!」
もうなんでこんな重要なときに寝ちゃうかなぁ。
昨日あまり寝付けなかったもんなぁ。
郁人のこと考えてばかりだったけど。
歯を磨きながらそんなことを考えて顔がにやけてしまう。
ふたりでどこかに行くなんて初めてで。
どうしたらいんだろう。