大切なもの【完結】
【Ayaka Side】
「郁人…どこだろ」
息を切らしながら当たりを見渡すけど郁人の姿が見えない。
呆れて帰ってしまったのかもしれない。
もう待ち合わせから45分もたってるし。
帰ってしまっても当然だ。
とりあえず近くにあったベンチに腰をかける。
「キミひとりなのー?」
ニヤついた顔の金髪の男の人があたしの前に立つ。
「待ち合わせ…です」
「ふーん?でもこないんだよね?」
「そんなんじゃないです」
何この人、ずっとニヤニヤしててなんだか怖い。
「こないなら放っといて俺と遊ぼうよー」
隣にすわって手を触ってくる。
「他を当たってください…」
触られた手を外そうとするけど力が強くて叶わない。
触られたところが気持ち悪い。
「俺の彼女になにか?」
後ろからふわっと抱きしめられたと同時に大好きな郁人の香り。
「郁人…どこだろ」
息を切らしながら当たりを見渡すけど郁人の姿が見えない。
呆れて帰ってしまったのかもしれない。
もう待ち合わせから45分もたってるし。
帰ってしまっても当然だ。
とりあえず近くにあったベンチに腰をかける。
「キミひとりなのー?」
ニヤついた顔の金髪の男の人があたしの前に立つ。
「待ち合わせ…です」
「ふーん?でもこないんだよね?」
「そんなんじゃないです」
何この人、ずっとニヤニヤしててなんだか怖い。
「こないなら放っといて俺と遊ぼうよー」
隣にすわって手を触ってくる。
「他を当たってください…」
触られた手を外そうとするけど力が強くて叶わない。
触られたところが気持ち悪い。
「俺の彼女になにか?」
後ろからふわっと抱きしめられたと同時に大好きな郁人の香り。