*Kissよりギュッと*
゚*.。.*゚*.。.*゚
「美~夜っ、なんか元気ないじゃん」
亜美が私の机に両手を突っ張るようにして、こっちを覗き込んだ。
……どうしよう、相談してみようかな。
なんて……一瞬悩んだ。
でも、
「そお?大丈夫だよ?」
でも亜美は私を見ながら、
「なにかあったの?明日斗と……喧嘩でもした?」
一瞬だけ亜美が真顔になって、窺うような眼をした。
「……ううん、全然?!平和だよ?」
「そっか」
「心配してくれてありがとね」
「親友じゃん!当たり前っ」
私はニコニコ笑いながらそう言う亜美を見上げた。
そこで授業五分前を知らせる予鈴が鳴り響く。
「あ!次移動だね」
「ん!私、日直だ!」
「じゃね」
「ん!」
亜美が慌てて私に手を振ったから、私もニコッと笑顔を返した。
……親友……親友……。
親友って、なんだっけ……。
……悪いけど、亜美は……もう信用出来ない。
だって半年前、私が明日斗に告白しようとしていたのを知って、黙って先に告白していたんだもの。
「美~夜っ、なんか元気ないじゃん」
亜美が私の机に両手を突っ張るようにして、こっちを覗き込んだ。
……どうしよう、相談してみようかな。
なんて……一瞬悩んだ。
でも、
「そお?大丈夫だよ?」
でも亜美は私を見ながら、
「なにかあったの?明日斗と……喧嘩でもした?」
一瞬だけ亜美が真顔になって、窺うような眼をした。
「……ううん、全然?!平和だよ?」
「そっか」
「心配してくれてありがとね」
「親友じゃん!当たり前っ」
私はニコニコ笑いながらそう言う亜美を見上げた。
そこで授業五分前を知らせる予鈴が鳴り響く。
「あ!次移動だね」
「ん!私、日直だ!」
「じゃね」
「ん!」
亜美が慌てて私に手を振ったから、私もニコッと笑顔を返した。
……親友……親友……。
親友って、なんだっけ……。
……悪いけど、亜美は……もう信用出来ない。
だって半年前、私が明日斗に告白しようとしていたのを知って、黙って先に告白していたんだもの。