*Kissよりギュッと*
゚*.。.*゚*.。.*゚
「あー、歌った歌った!楽しかったね!」
「歌いすぎてお腹すきずぎだわ」
三時間のカラオケが終わると午後二時を過ぎていた。
夏の日差しはきつかったけど、屋内にいたためか太陽が心地いい。
由依がピョンピョン跳び跳ねるように歩きながら嬉しそうに言うと、亜美が頷いてニコニコと笑った。
「ランチビュッフェのタダ券もらえるなんて最高!石井くん、ありがとう!」
「いいんだ。これくらいは僕にも出来ることだから」
石井くんは同じ二年生で、理沙の従兄…陵くんと同じ部らしい。
ちなみに石井くんのお父さんは県内に数店舗あるレストランのオーナーさんなんだって。
しかも今日は全員にランチビュッフェをご馳走してくれるらしい。
「石井くん、ありがとう」
石井くんにペコリと頭を下げると、彼は一瞬驚いたように私を見たあと優しく笑った。
「そんな……大したことじゃないよ、気にしないで」
言い終えると石井くんは店内に入り、八人がけのテーブルを確保し、皆をエスコートする。
「ほらね。みんなイイ感じだったでしょ?完全に龍の取り越し苦労だよね」
「うん……」
「あー、歌った歌った!楽しかったね!」
「歌いすぎてお腹すきずぎだわ」
三時間のカラオケが終わると午後二時を過ぎていた。
夏の日差しはきつかったけど、屋内にいたためか太陽が心地いい。
由依がピョンピョン跳び跳ねるように歩きながら嬉しそうに言うと、亜美が頷いてニコニコと笑った。
「ランチビュッフェのタダ券もらえるなんて最高!石井くん、ありがとう!」
「いいんだ。これくらいは僕にも出来ることだから」
石井くんは同じ二年生で、理沙の従兄…陵くんと同じ部らしい。
ちなみに石井くんのお父さんは県内に数店舗あるレストランのオーナーさんなんだって。
しかも今日は全員にランチビュッフェをご馳走してくれるらしい。
「石井くん、ありがとう」
石井くんにペコリと頭を下げると、彼は一瞬驚いたように私を見たあと優しく笑った。
「そんな……大したことじゃないよ、気にしないで」
言い終えると石井くんは店内に入り、八人がけのテーブルを確保し、皆をエスコートする。
「ほらね。みんなイイ感じだったでしょ?完全に龍の取り越し苦労だよね」
「うん……」