私は今日も嘘をつく。
「てゆーか希空っちまた胸でかく…」
―バシッ!!!
「いってぇー!!」
『んなとこ見てんなっ!!』
つか、んなでかい声で言うんじゃねぇよ!!
聞こえてたらどうすんだよ!!
「わりぃ、わりぃ。
でもほんと、陽翔は希空っちのこと好きだよなぁ〜」
笑いながらそう言う瞬。
ホントのこと過ぎて反論できなかった。
『うっせぇ。///』
俺がそう言ったのと同時にチャイムが鳴った。
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