僕の太陽
距離
圭佑に、
「好きだけどダメ」みたいな事を言われたあと、
あたしはむかつくし悲しいしで
いらいらしながらトイレに入った。
バタンと個室のドアを閉じ、
床を見るとなんか前の個室から流れてきている。
赤い。
しかも多い。
「ち、血!」
あたしは急いで便器の上に乗り
隣の個室を上からのぞく。
するとそこには手首から血を流し
気を失っている綾川さんの姿があった。
「えっ、どうしよっ、
救急車?何番だっけ?」
やっとの思いで携帯をポケットから取り出し、
震える手で3つのボタンを押す。
「南高です!
お願いします今すぐ!」
駄目だテンパりすぎて涙出てきた
綾川さんはやく、出さなきゃ…
綾川さんのいるドアを勢いよく
揺らす
ボロくて建て付け悪いんだから
開きなよ!
「好きだけどダメ」みたいな事を言われたあと、
あたしはむかつくし悲しいしで
いらいらしながらトイレに入った。
バタンと個室のドアを閉じ、
床を見るとなんか前の個室から流れてきている。
赤い。
しかも多い。
「ち、血!」
あたしは急いで便器の上に乗り
隣の個室を上からのぞく。
するとそこには手首から血を流し
気を失っている綾川さんの姿があった。
「えっ、どうしよっ、
救急車?何番だっけ?」
やっとの思いで携帯をポケットから取り出し、
震える手で3つのボタンを押す。
「南高です!
お願いします今すぐ!」
駄目だテンパりすぎて涙出てきた
綾川さんはやく、出さなきゃ…
綾川さんのいるドアを勢いよく
揺らす
ボロくて建て付け悪いんだから
開きなよ!