僕の太陽
もう一生誰かを好きになること無いだろうな、
って本気で思ってたけど
その後もさ、
普通に違う子のこと好きになったで。


でもそれって
あの時の恋愛は結局その程度だったんかって聞かれたら
そうじゃないよな



そう言って
力なく笑った。


あたしは頷く事しか出来なかったけど、
泣きそうになった。



「なんで
そんな余裕あるの?」
そう聞くと、

「俺も君より3年も長く生きてるからな、
また仲良くしたってや、
千葉翔太って言うねん」




ってことは20歳か、

千葉くんは
ゆっくり立ち上がると
また寝るな、おやすみ
とベッドにもどった
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