桃色センセイ&狼生徒
「桃佳ちゃん、何もされなかった?」
「う、うん」
わたしはなるべく狼くんと距離をおいた。
でも、授業中も狼くんのアタックはつづいた。
「センセー、ここ教えてぇ?」
「センセ、そこ字が違うよぉ」
「その問題、俺がやるー」
事有る毎に理由を付けて、わたしの近くにきていた。
でも、生徒としての理由だから拒絶できない。
い、いい加減諦めてよ…。
…50分がこんなに長く感じたのは初めてだった。
「し、死ぬかと思った…」
「う〜ん、狼ちゃんにオチない桃佳チャンも凄いわよ。
でも、だから余計に燃えるんじゃない?
狙った獲物は逃がさないハンターだからこそ、ね?」
そ、そんなとこで燃えられても……!!
「桃ちゃんセンセー!!」
「ひぎゃあ!!」
思いっきり狼くんにハグをされ、気絶をするかと思った。
「センセー、ちっちぇ!!
つか細!!ちゃんと食ってる?」
急に真面目な顔をして、首を傾げる狼くんに、ドキッとした。
「う、うん」
わたしはなるべく狼くんと距離をおいた。
でも、授業中も狼くんのアタックはつづいた。
「センセー、ここ教えてぇ?」
「センセ、そこ字が違うよぉ」
「その問題、俺がやるー」
事有る毎に理由を付けて、わたしの近くにきていた。
でも、生徒としての理由だから拒絶できない。
い、いい加減諦めてよ…。
…50分がこんなに長く感じたのは初めてだった。
「し、死ぬかと思った…」
「う〜ん、狼ちゃんにオチない桃佳チャンも凄いわよ。
でも、だから余計に燃えるんじゃない?
狙った獲物は逃がさないハンターだからこそ、ね?」
そ、そんなとこで燃えられても……!!
「桃ちゃんセンセー!!」
「ひぎゃあ!!」
思いっきり狼くんにハグをされ、気絶をするかと思った。
「センセー、ちっちぇ!!
つか細!!ちゃんと食ってる?」
急に真面目な顔をして、首を傾げる狼くんに、ドキッとした。