絶対好きにならない
「胡桃ちゃん、挨拶くらいは返してよ」
はぁ・・・仕方ないかぁ・・・。
「おはよう」
「おはよう、胡桃ちゃん!」
もう・・・
挨拶返してやったんだから、絡まないでよね!
「胡桃ちゃん」
「・・・神谷くん」
「今日のお昼、少し時間ある?」
「まぁ・・・少しだけなら」
「ちょっと話したいことがあって」
こんな喋ってるところをなぎちゃんに見られたら・・・
怒られるよ。
「わかった」
今更断ることもできないから、了解したけど・・・
「じゃ、屋上ね!」
「うん・・・」