絶対好きにならない
「なぁ、胡桃」
「な、なに??」
ダメだ・・・慣れないなぁ・・・。
「俺のことも下の名前で呼んで?」
「・・・ゆ、唯翔」
意外と緊張する・・・。
「よくできました」
頭を大きな手で優しくポンポンと撫でられた。
なんか・・・胸が一気にざわついて、
熱くなっていく。
ドキドキっと異常な速さで脈打つ。
「胡桃、顔赤いい?」
「ゆ、唯翔のせいだよ!」
「可愛いすぎ・・・」
「??」
「いや、なんでもない」
やっぱ変だ・・・。