絶対好きにならない





この学校で有名で嫌いな人なんていないはず
なのに、別の人を好きになるなんて
あるんだ・・・。




でも、どこか私と似てるね、その人。




運動神経悪いし、いつも唯翔に対して冷たくあしらってる気がするし・・・




唯翔と違う人が好き。




でも、可愛いくない。




そこだけが唯一違うところ。




「唯翔、ありがとう!」




あっという間に家に着いた。



「頑張ってね!応援してるから!」




「おぉ・・・サンキュー」



私の頭を優しくポンポンと撫でてくれた。




なんか恥ずかしいなぁ・・・。



さっきもされたけど・・・




「ふはっ。顔赤い!」




「っ//」




「可愛いね」



「へっ??」



か、可愛いって言われた・・・。








< 129 / 381 >

この作品をシェア

pagetop