絶対好きにならない
なんか、考えれば考えるほどモヤモヤする・・・
「自分でもよくわからない・・・」
郁弥くんのことまだ好きなのか・・・
唯翔のことすきになってしまったのか・・・
「そっか・・・」
そんな話をしてからしばらく経つと花火が始まった。
大きな音をたてながら、火花が激しく散っているのを見る。
色とりどりで綺麗だなぁ。
何よりも、唯翔と見れるってことが
幸せだなぁ。
花火から唯翔の方に視線を向けると目が合ってビクッて体が敏感に反応した・・・
唯翔は優しく笑った・・・
私は恥ずかしくなってすぐバッと再び花火に視線を向けた。