絶対好きにならない
私は、直樹さんのこと。好きじゃないって気づいたの・・・
それは、まだ郁弥くんがいるから、とかじゃなく・・・
多分、恋人とかじゃなく、ただのこのカフェの常連さんでいて欲しかっただけなのかもしれないけど。
「いいよ。元々、胡桃ちゃんの気持ちわかってたし・・・」
「ごめんなさい」
「だから、もう謝んな。余計に悲しくなる」
『ごめんなさい』
そう心の中で誤っておいた。
「俺、諦め悪いからまだ胡桃ちゃんのこと好きなままかもしれないけど・・・できれば応援するよ?新しい恋ってやつ!」
「あ、ありがとうございます」
まだしてるってはっきりしれいるわけじゃないのに・・・
しばらく、直樹さんとお話して、今日のバイトは終わった。
一歩前進した気がするなぁ・・・