絶対好きにならない






「では、次に執事を決めたいと思います」




「そりゃ、北條くんと神谷くんでしょ!」




「当たり前でしょ!」




女子たちがすごい盛り上がってて教室中、女子たちの話し声で溢れかえった。




「ということなのですが、北條くんと神谷くんはどうですか?」




横目で唯翔を見る。



「やってもいいけど・・・条件があるん
だけど・・・いい?」




「あ、は、はい・・・何でしょう?」





えぇ、待って待って・・・待ってよ。



まさか本気で??シフトとか合わせて
もらうの!?




私、なぎちゃんと回りたいんだけどなぁ。




「後で言う」



「わかりました・・・では、やるということで一応決めてもいいですか?」



「うん」



ここでもまたざわざわと女子が騒ぐ。



どこまで人気なんだか・・・






< 179 / 381 >

この作品をシェア

pagetop