絶対好きにならない
もう!何なのよ、さっきから黙ってきいてりゃ
「無自覚無自覚」って・・・
私は無自覚じゃない。
ちゃんと自覚してるよ?自分のことなんて!
「では、執事役は、北條くん、神谷くん、高橋くん、新庄くんでいいですか?」
「いいと思います!」
1人が言ってみんな賛成だって言って、
頷いていた。
はぁ・・・結局私がメイドになることになっちゃったじゃん・・・
あ!でも、料理は出来るけど・・・そんな人に自慢できるほど上手くないから丁度いいか・・・
なんて考えると少し楽になった。
「胡桃」
「なに?」
「なんでもない」
「??」
「ただ呼びたかっただけ」
はぁ!?なにそれー・・・
何を思ってそうしたのよ・・・意味わかんない、やっぱり。
あなたの言動全て、意味がわからない。
まぁいいや・・・
こんなの一つ一つ気にしてたら、キリがないもんね?