絶対好きにならない
「唯翔、これ食べたい」
そう言うと何も言わず、一緒に入ってくれた。
意外と優しいところもあるって、改めて
思った。
いつも、意地悪だもん。
「ここ行こー!」
って私が唯翔の腕を引っ張って、色々なところを連れ回した。
クレープだったり、ジュースだったり・・・色々食べたり飲んだり、遊んだり。
あっという間に、時間がすぎた。
「なぁ、胡桃」
「なに?」
「屋上行かね??」
「え・・・開いてるの?」
「開いてる・・・」