絶対好きにならない













唯翔と何も話せないままいつの間にか1週間が経ってしまった。





はぁ〜・・・




本当は学校に来たくないんだけどね・・・




「おはよ、胡桃」





「おはよう」





なぎちゃんが私の席の前の子の椅子を
借りて、私の方をみて座った。





「胡桃・・・」





「ん?どうかした?」





「目、すごい腫れてる・・・」





「えっ・・・嘘・・・」





唯翔と何も話さなくなった日からずっと夜とかこそっと泣いてたりする。




「胡桃・・・」




「私は・・・大丈夫だから」





「嘘つき」






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