絶対好きにならない
しばらく、緊張しながら、屋上のフェンスにもたれかかりながら待っていると、
キャーキャーっていう女の子の黄色い声が響き渡ってた。
・・・唯翔かな??
相変わらず人気者だなぁ。
ギィィーっていうドアの音がして、振り向くと唯翔がいた。
・・・やっぱり気まづいなあ。
「き・・・き来てくれたんだ・・・」
「白咲ってやつが行けって執拗いから」
唯翔と話てたのって・・・『行け』って言っていたのか。
でも、なんかなぎちゃんらしいな。