絶対好きにならない
直樹さんは、その後追加でケーキをオーナーさんにたのんだ。
本当に待つんだ・・・。
まだ18:00にもなってないし・・・
1時間以上もあるのに、申し訳ないなぁ・・・。
「このケーキ、うめぇ〜」
直樹さんがオーナーさんに話していた。
オーナーさんも嬉しそうな表情していた。
そういえば、私が落ち込んでいて、この店に来た時、サービスしてくれたケーキがあって
すごく美味しかったことを今でも鮮明に覚えてる。
「胡桃ちゃんも食べたことあるの?」
「はい、あります」
「美味しいよね」
「はい!私も大好きなんです、そのケーキ」
美味しそうに食べるなぁ、直樹さん。
なんか、幸せそう。